銅像が届いたとき、私たちはまだ深い哀しみに包まれ辛い日々を過ごしていました。
出来上がった銅像に私は愛犬がしていた首輪を付けました。
まるで愛犬が帰ってきたようでした。

私たち家族のだれひとり予想もしていませんでした。

私の猫が銅像に摺り寄って抱きしめたのです。
ぬくもりも、匂いも、声もないのに…

私の投稿にこんなコメントが寄せられました。
『私の猫が亡くなったとき私の犬は猫を探していました。
私は“彼はどこ?”と尋ねられました。
私の猫は地下室にいるのが大好きでした。
私の犬は地下室のドアの前で猫が出てくるのをずっと待っていました。』

そんなそぶりを見せたこともなかったのですが大切な存在を亡くし辛い思いをしていたのは私の猫も同じでした。

私たちはまた泣きました。