ある日、生まれて3週間の子猫「ウィリー」が独りぼっちでいるのをアレクシアさんが偶然発見しました。
ウィリーは母猫や兄弟猫とはぐれてしまったようなのです。
離れてからどれくらい経ったのかは分かりませんが、ウィリーはガリガリに痩せ、その小さな体を震わせていたそうです。
アレクシアさんは養育主でもあるのでこのような子猫のケアは慣れています。
自宅へウィリーを連れて帰りました。

ウィリーはひとりが寂しかったせいか、いつも鳴きながら抱っこを求めてきました。
ひとりにすることが出来ないためアレクシアさんは妹にも協力してもらいながら世話したといいます。
ウィリーをひとりにしないように工夫しているものの、ウィリーの表情は寂し気でした。

それから2週間経ったある日、寂しがり屋のウィリーにとってとても嬉しいことが起きたのです。
アレクシアさんの家に「ハリー」という子猫がやってきました。
ハリーは藪の中で発見され、人を非常に恐れていました。
そしてウィリーとは違い、内気な性格でいつも物陰に隠れているような子でした。
アレクシアさんはウィリーと合うか心配だったといいます。

しかし、ウィリーはハリーを見た途端に目を輝かせてハリーに駆け寄り喉を鳴らしながら体を擦り寄せたのです。
内気なはずのハリーも嬉しそうです。
2匹はすぐに打ち解け親友になりました。

ウィリーとハリーはいつも一緒にいます。
眠るときも一緒。
ウィリーが喉をならしながらハリーに抱きつくとハリーは優しくウィリーを毛づくろいしてあげます。
こんな毎日を過ごすウィリーはすっかり明るい表情になり活発な猫に変貌していったのです。
ハリーも物陰に隠れることをしなくなったようです。

そして2匹の里親探しが始まりました。
すると素敵なことにウィリーとハリーを一緒に引き取ってくれるという里親さんが見つかり2匹一緒に新しいお家へと旅立ったのです。
新しい環境でも2匹一緒ですからもう怖いものはありません。

新しい家族にたっぷりの愛情をもらいながら2匹で幸せな生活を送っていくことでしょう。