ある日、アメリカ・ミシガン州に住んでいるクリスティン・マーさんが仕事をしていたところへ地元の消防士から自宅が火事だと連絡が来たため帰宅しました。
帰宅する途中クリスティンさんは自宅にいる犬の「クロエ」と猫の「リンガー」「スモーク」のことが気がかりでした。
消防士によるとクロエは洗面所で横たわっていたそうです。
クロエは非常に危険な状態のため酸素マスクで何とか蘇らせることができました。
猫のスモークは発見されたときにはもう既に息がありませんでした。
リンガーについてはどこにも見当たらないため火事の中で死んでしまったのかもしれないと消防士から言われたそうです。

クリスティンさんは火事後も焼けた家に戻り納屋で飼っていた猫たちにごはんをあげていました。
毎日リンガーの名を呼び探しましたが、出てきません。
数週間経ってもリンガーが出て来ないためクリスティンさんはリンガーはもう戻って来ないと諦めました。

火事から2ヶ月後、クリスティンさんの夫が自宅を修復していたので家の中もキレイに掃除されて歩くことができるようになったため久しぶりに家の中へ入りました。
クロエも一緒に自宅へ入ると匂いを嗅ぎ始めました。
その後クロエはダイニングルームの床を引っ掻き始め隙間に頭を押し込んだまま動かなくなったので夫婦は不思議に思い、隙間の下を調べるとそこから「ニャー、ニャー」と猫の声がしたのです。
夫が床下の猫を助け出すとそれは紛れもなくリンガーでした。
リンガーは夫婦との再会に嬉しくて精いっぱいすり寄ってきたのです。

リンガーはやせ細りとても衰弱していました。
慌てて夫婦はリンガーを動物病院へ連れて行きました。
このとき車で待っていたクロエはリンガーの姿を見てとても喜びました。
リンガーを診断した獣医さんは奇跡の猫だと言ってくれました。

リンガーは帰宅し大好きな家族に囲まれ日に日に回復している様子です。
クロエも再びリンガーと暮らすことができ幸せそうです。片時もリンガーから離れようとはせず、いつもリンガーの傍で過ごしています。