私とカミラは猫と暮らしていましたが、以前の私はそれほど猫好きではありませんでした。
2010年、もう1匹猫を飼うことにした私たちはウェブサイトで猫を探し始めました。

地方のシェルターのサイトで1匹の猫の写真が目に留まりました。
元の飼い主が飼えなくなってシェルターに連れてこられた3歳の猫でした。
ちょっと個性的な顔をしたその猫に私は絶対に会わなければと思いました。

猫はシェルターで数匹の猫と同じ部屋で暮らしていました。
見ていると、ほかの猫に攻撃的な態度をとられても猫は平静を保ち、とても紳士的でした。

私は猫を人間の赤ちゃんのように抱きました。
すると、猫は空中でフミフミを始めたのです。

そのとき、私は完全に心を奪われてしまいました。
それがモンティです。

モンティには鼻梁がありません。
それがモンティの愛らしい外見を作っています。
ときどきクシャミを連発しますが、それ以上、何も問題はありません。
そしてモンティ自身、普通と違う自分を全く問題にしていません。
モンティはすぐに私たちとの暮らしに溶け込み、私たちはモンティの個性の虜になっていきました。

彼は健康な普通の猫です。
モンティは自宅の庭が大好きで走り回って遊びます。

モンティには彼が愛してやまないふたつのおもちゃがあります。
ピンクのウサギのメルビンと、ブルーのハリネズミのマービンです。

モンティはメルビンを抱えて彼に連続キックをお見舞いします。
モンティはその遊びが大好きなのです。
私たちはモンティのそれを「モンティのサイドキック」と呼んでいます。

もし、モンティが1日中ベッドにいると決めたら、私たちはずっと彼に寄り添っていたいと思います。
モンティは私たちと抱き合っているのが大好きで、私たちもモンティと過ごす時間が何よりの楽しみになりました。

以前、私たちが外出すると、モンティは玄関でずっと待ち続けていました。
どうにか抱き合って外に出かけることができないかと思っていたら、大きなポケットの付いたカンガルースーツを見つけました。
私たちが散歩にでかけるとき、モンティはそのポケットに入って一緒に楽しめるようになりました。

モンティの写真を投稿したSNSがたくさんの人に共有されたとき、私はモンティを通じてメッセージを発信するようになりました。

かつてのモンティのように、シェルターで家族との出会いを待っている猫たちにもっと関心を持ってほしい。
そして引き取り手を求めるたくさんの動物たちが1匹でも多く幸せになってほしい。

モンティのメッセージは多くの人の共感を呼び、指示されるようになりました。
私は勤務を辞め、モンティの仕事に専念することを決めました。

モンティの発信するもうひとつの重要なメッセージ、“普通と違うことはけっして悪いことじゃない”。
それは自閉症で生まれた私の弟からインスピレーションを得ました。

私の弟は常に周囲に反感を持っています。
弟と一緒に成長した私は、ちょっと違った感じ方や違うように見られる人を守りたいという想いをずっと抱いていたのです。
モンティとの出会いは、その想いを行動へ移す大きなきっかけになりました。

モンティと同じ異常を抱えた猫たちが以前に比べ家族との出会いを果たすケースが増えています。

マサチューセッツ州に暮らすマヤもその中の1匹です。
彼女もまた、保護施設で今の家族と出会いました。
私たちはマヤと家族ぐるみの交流を持つようになりました。
モンティは彼女に淡い恋心を抱いているようです♡

私とモンティの出会いは私の人生をより豊かで充実したものに変えてくれました。
モンティは自分と同じように出会いを待つ猫たちのために保護施設の支援を続けています。
私たちのメッセージが一人でも多くの人に届くことを願っています。