ある日、3匹の子猫がある家の屋根で暮らしているのが発見されました。
住人は動物に興味が無い人だったため子猫たちを屋根から追い出したのです。
驚いた子猫たちは慌てて木の上に逃げました。
隣人の女性が子猫たちを保護しようとしたところ2匹は保護できたのですが、後に「ベネット」という名前が付けられる1匹の子猫だけは警戒心が強くどこかへ逃げてしまいました。
女性はなんとかベネットを救いたいと思い、保護活動家のエヴリンさんに連絡をしたのです。
エヴリンさんはいつもお世話になっている養育主のジャクリーンさんに連絡しやっと保護出来たのです。

保護施設に来たベネットは目がほとんど開いていなくて鼻は完全に詰まっておりかなり衰弱していました。
ジャクリーンさんは栄養価の高いご飯を用意したのですが、ベネットは食欲がありません。
そのためジャクリーンさんはシリンジを使ってご飯をベネットの口の中へ流し込んであげました。
またベネットは上気道感染症を患っていたので抗生物質も与え続けたのです。

ジャクリーンさんは一日中看病し、2日後ベネットに少し回復の兆しが見えました。
保護されたとき36度だったベネットの体温も今では37.9度まで上がりました。
少しずつ元気を取り戻してきたベネットはジャクリーンさんと遊ぶようになりました。
現在、ジャクリーンさんは捕獲器を使いベネットの母猫を保護しようとしています。
そしてベネットの兄弟である2匹の子猫たちは木から救ってくれた女性の元でしっかりと世話をしてもらっているそうです。

発見されたときは人に慣れていなかったベネットですが、ジャクリーンさんのおかげで保護されてから5日でとても人を信頼するという大きな変化を遂げました。
ベネットはジャクリーンさんに喉をゴロゴロ鳴らし、甘えながら幸せな毎日を暮らしているようです。