ボーイフレンドのサムは地元のレスキューグループ、Friends for Life Rescue Networkでボランティアとして活動しています。

2018年1月18日、サムはシェルターへ駆けつけて子猫を引き取ってきました。
子猫はノミと汚れに覆われていて、触ると肋骨が浮き出ているのが分かりました。
とても怯えた目をして、シェルターではケージの隅に座り、できるだけ身体を縮めて必死に隠れようとしていたそうです。
サムがシェルターから引き取り自宅へ向かっている間、小猫は盛んに威嚇してきたそうです。
子猫は『あまりにも野生すぎる』という理由で安楽死まであと数日しか残されていませんでした。

サムがシェルターから救い出した子猫はルディと名付けられていました。
ルディを連れ帰ったサムと私は、彼にとって安全な場所にいることを感じてもらわなければなりませんでした。
1時間ほど経つと、少し落ち着いてきたルディは一度だけ、サムに撫でることを許し始めました。

私とサムはルディの体を覆っていたノミを1匹ずつ取り除き、体をきれいにしました。
長い間不快だったルディは、久しぶりにきれいになった体に満足して気分がよくなっていました。
サムがルディの顎の下を撫でると大きく喉を鳴らし、お腹を見せて甘えるようになったのです。

シェルターで『あまりにも野生すぎる』からと安楽死のリストにあげられてしまったルディ。

小さなルディに、絶え間ない恐怖を与えていたものがあるとすれば、それが物理的なものに可能なのか私たちには分かりません。
ただ、シェルターのルディは孤独でした。

ルディは家中私たちの後を付いてまわるようになりました。
そして、夜眠るときは私の毛布の中に入ってくるようになったのです。

ルディは毎朝目を覚ますと、私たちの顔の前に来て少しでも起きる気配を見せると大きな声で鳴きます。
顎の下を撫でてもらいたいと必死になって起こそうとするのです。
ルディは顎の下を撫でられるのが大好きになりました。

日を追うごとに、ルディは生き生きと楽しそうな様子を見せてくれるようになりました。
ルディは私たちの傍から離れようとしなくなり、私たちとの暮らしに満足しているようでした。

私とサムはルディを手放せなくなり、正式に家族に迎える決心をしました。

しばらくしてルディの長毛を整えるために少し毛をカットしました。
さっぱりとした表情のルディからは、初めて会ったときの怯えた表情は完全に消えていました。

私たちと暮らしてきた猫たちに交じって、ルディは新しい人生を歩み始めています。

ルディは居場所を見つけたとき、彼に付きまとっていた恐怖から解放され代わりに愛し愛される喜びに満たされていきました
信頼を知ったルディは彼の人生を変えました。
サムと私はルディを見つけられたことを感謝せずにはいられません。