5月5日、子猫たちを施設へ迎えに行くと2匹と聞いていた子猫が、オス4匹メス1匹と5匹いました。
子猫たちが発見されたとき母猫は見つからなかったそうです。

栄養失調のためにとても小さく痩せていて、無数のノミのために被毛や皮膚が荒れているのが分かりました。
私は子猫たちを連れて急いで自宅に戻りました。

早速子猫たちを1匹ずつノミ用のお風呂に入れました。
2番目に小さなメスの子猫は、顎の下の毛が抜け落ち肉球の皮膚がひび割れてしまっていました。

全員のお風呂がすむと、用意した温かいベッドで子猫たちはようやく安心した様子を見せました。
私は5匹にスターウォーズに因んだ名前を付けました。
メスの子にプリンセス・レイア、一番大きな茶トラにチューバッカ(チューイ)、キジトラにはルーク・スカイウォーカーとダース・ベーダー、そして兄妹の中で最も小さなキジトラにヨーダ。

仲のいいスターウォーズの兄妹たちでしたが、特にチューイとレイアは強い結びつきを持っているようでした。
2匹はすぐに抱き合ってお互いの毛づくろいをはじめたのです。

子猫たちはそれぞれ一生懸命に食べ、少しずつ体重を増やし始めました。
しかし一番小さなヨーダは体重がわずか230g、兄弟の半分しかありませんでした。
その上数日の間に10g以上も減ってしまっていました。
彼自身一日に何度も懸命に食べていたにも拘らず、どうしても体重を増やすことができずにいたのです。
原因が分からず、私は不安を抱えながら自分にできる全てのことをやりました。

しかし、兄妹を預かって1週間ほど経ったとき、小さなヨーダは虹の橋を渡っていきました。

私を励ましてくれたのはほかならぬヨーダの兄妹たちでした。
1週間が過ぎると、4匹は明らかに力を蓄え始めていました。
小さなレイアは私の後を付いてまわるようになり、私が外出しなければならない時足元からじっと見上げました。
まるで『どこかに行っちゃうの?』と言っているようでした。

夜になると一晩中私の胸に抱かれて眠りました。
でも私が昼間に仮眠をとるとき、レイアはぬいぐるみを抱いて私のお昼寝を優先する優しい子でした。

その後も順調に回復を続けた4匹は、新しい家族を探せる時期を迎えました。

スターウォーズの兄妹が私の家に来て1か月、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベーダーは一緒に引き取りたいという家族と出会い、永遠の家へ旅立って行きました。

レイアもすでに旅立つ準備は十分にできていましたが、私は彼女とチューイを一緒に引き取ってくれる家族が現れるのを待つべきだと思っていました。

私は兄妹を預かったときから2匹の間に強い絆を感じてきました。
2匹にとってこれからもずっと一緒にいることが一番の幸せだという考えは変わることはありませんでした。

3ヶ月が経過したとき、レイアとチューイを迎えたいという家族が現れ2匹は一緒に旅立って行きました。

2匹は新しい家でキキとモチと名前を変え、家族に愛されています。
小さかったキキ(レイア)は輝くようなシャムミックスのレディに成長しました。
モチ(チューイ)は今もキキを守るナイトのように彼女の傍に寄り添い、2匹は抱き合って過ごしているようです。

兄妹の人生は母猫を失い困難な始まりでしたが、通りから救われ、育てられたことで大きく変わりました。
小さかったスターウォーズの兄妹たちは、それぞれに自分の家で家族に愛されて立派に成長しています。
最も理想的な幸せを掴んだ兄妹たちの今に里親としてとても幸せを感じています。