ある日の午後のこと、いつもビクトリアさんと愛犬「ターボ」は散歩に行くのですが、本日は土砂降りの雨。散歩には出掛けそうにありません。
でもターボはとても外を気にし、そわそわと落ち着きません。
ビクトリアさんは仕方なくターボと外へ出たところターボは玄関脇へとビクトリアさんを連れて行きました。
すると雨に濡れた1匹の子猫を発見したのです。
ビクトリアさんが子猫を抱いて保護するとターボは庭の植え込みへと走って行き2匹の子猫を見つけました。
子猫たちの体は冷え切っており更に風邪を引いているようなのですぐにターボとともに動物病院へ連れて行きました。

ターボは子猫たちが診察を受けている間、心配そうにずっと傍に座り子猫たちを見守っていました。
診察をしてもらい子猫たちはすぐに健康を取り戻したようです。
そしてしばらく子猫たちの面倒をビクトリアさんがみることになりました。

ビクトリアさんの家で過ごすことになった子猫たちはターボのことが大好きなようです。
またターボも子猫たちに母親のように優しく接します。

子猫たちは毎日ターボに体をこすり付けたりくっ付いてお昼寝をしたりと甘えています。
ターボも子猫たちに好きなようにさせているのです。

ターボは普段、セラピードッグとして身体障がい者の心を癒やすという仕事をしているのです。
だからこのように穏やかで愛情深い犬なのですね。

まるで親子のように暮らすターボと子猫たちですが、この生活はそう長くは続きません。
ビクトリアさんは一時的に預かっているだけで地元の保護施設に子猫たちの里親探しの相談をしているそうです。
あの寒い雨の中、ターボによって発見され元気になった子猫たち。
ターボやビクトリアさんからたくさんの愛情をもらい忘れることはないでしょう。
そして新しい家族の元で幸せに暮らしていくことでしょう。