昨年、あるショッピングモールに迷い込んだ1匹の野良猫が保護されました。
猫は買い物客でにぎわうモールの中で恐怖を感じ、逃げまどっていたのです。
なかなか捕まえることができなかったのですが、最終的にモールの警備員が追い回し、あるショップの前で捕まえたのです。
その様子を見ていたそのショップの女性が猫を引き取りたいと申し出て引き取りました。

その女性は猫を連れて帰り旦那さんに事情を話した後、猫に「リリー」と名付けました。
リリーは新しいお家に来てからもやはり人を怖がり寄せ付けません。
リリーの過去に一体何があったのでしょうか。
夫婦はリリーの心から人に対する恐怖心を取り除き自分たちに少しでも早く心を開いてくれるようにするためにはまずは自分たちからは絶対にリリーに近づかないようにしました。
そして安心できるようにリリーのベッドをクローゼットの脇に置き見守りました。

リリーが来てから2週間経った頃に少しずつリリーの行動に変化が出てきました。
ほとんど自分のベッドで過ごしていたリリーですが、ベッドから出て部屋で遊ぶようになりました。
そしてさらに隣のリビングにまで自分から出てくるようになったのです。

夫婦はリリーのペースに合わせて待っていたところ、ようやくリリーは心を開き始め自分から夫婦に近づいてきました。
4ヶ月かけてやっと心を開いたリリーはとても愛情を求めていたのか夫婦に甘えます。
でも人間への不安は完全に消えたわけではありません。
そしてリリーはとてもフワフワでゴージャスなしっぽの猫に成長しました。
おそらくリリーにはメインクーンの血が流れているのかもしれません。

1年経った頃、リリーの人間への恐怖心は完全に消え、夫婦のことを信頼してくれています。
過去に辛い思いをして人間に恐怖心を持っていたリリーですが、夫婦のおかげで幸せな生活を送れるようになり本当に良かったですね。