ある日、フィラデルフィアで保護活動をしているカレンさん夫妻に留守中に家の下に7匹の子猫が取り残されているとある家族から連絡が入りました。
準備をした夫妻が現場へ到着すると子猫たちのうち5匹は既になくなっており残った2匹も衰弱し今にも命が消えそうなくらいでした。
2匹の子猫はほとんど動かなくなっている白猫とその上に覆いかぶさっている灰色の猫で驚くほど体が冷えきっていました。
カレンさんは子猫たちをシャツの中へ入れ白猫に砂糖水を飲ませると何とかもちこたえてきたようです。

また別のところで「ヌビー」という野良猫が保護されました。
ヌビーは出産したばかりでしたが、生まれた我が子を失い悲しんでいました。そんなヌビーを保護した人から施設へ引き取ってもらえないかと連絡がきたのでカレンさんは引き取ることにしたのです。
ヌビーに子猫たちを会せるとヌビーは白猫を心配そうに見ていると全身の毛づくろいをしてあげ始めたのです。

カレンさんは白猫に「ホワイティ」、灰色猫に「ハルク」と名付けました。
ヌビーは子猫たちを我が子のように育て始めました。
おかげで子猫たちは徐々に元気を取り戻し、体重も増えていきました。

見つかった時にはもうダメかと思われたホワイティですが、ヌビーのおかげで家の中を走り回れるくらいに元気になりました。
ヌビーは子猫たちにありったけの愛情を注ぎます。
子猫たちはネビーからトイレの使い方や固形食の食べ方を学んでいます。

生まれた直後に辛い経験をした子猫たちは我が子を失うという深い悲しみにくれていたヌビーと出会い、たくさんの愛情をもらいながら幸せな生活を送っています。
ヌビーも子猫たちのおかげで深い悲しみから救われたことでしょう。
素敵な出会いに感謝ですね。