2015年4月、ジョージア州アトランタにある動物保護施設Atlanta Humane Societyにサディは保護されました。

サディはとてもシャイな性格のため、人に慣れるまで時間がかかります。
迎えてくれた家族はなかなか心を許してくれないサディにしびれを切らしてしまったのです。
彼女の性格を理解している施設のスタッフたちは、2度も返されたことをとても残念に思いました。

サディは心を許した相手にはとても愛情深く接する猫です。
自立した個性を持っているので、ほかのペットとはあまりうまくいきません。
しかし、スタッフにブラッシングしてもらうのが大好きで、スタッフに抱かれるとずっと抱かれているような一面を持っています。

保護されたサディをはじめから知るスタッフ達は、サディが心を許してくれるまで時間をかけて彼女を見守り彼女の信頼を得ていました。
そして、サディには彼女を理解して温かく見守ってくれる家族がきっと現れると信じていました。

しかし、施設に戻ってきたサディはいつも部屋の隅に座り、訪れる人に気付いてさえもらえませんでした。
そして時間だけが過ぎ、あっという間に2年以上が過ぎてしまったのです。

4歳になったサディは、自分を受け入れてくれる家族との出会いをずっと望んでいました。

このまま待っているだけではいけない。

2017年1月。
スタッフたちは施設のYoutubeでサディのありのままを公開し、彼女は家族との出会いを待っていると訴えました。

すると、ひとりの男性からサディを引き取りたいと連絡が入りました。
そして、動画を公開して10日も経たない1月21日、サディはその男性に連れられて施設を旅立って行きました。

動物保護施設のFacebookには、新しい家族と出会った動物たちとその家族の写真が紹介されるものです。

サディの旅立ちを伝えた記事をのぞいてみると、男性に撫でられるサディの写真に添えられた施設のコメントには・・・

ねぇ、聞いて!
・・・21か月家族を探していたサディはついに愛を見つけたの。
彼女のパパは写真を撮られるのが恥ずかしいの。
まるでサディとそっくりなシャイな人、パーフェクトな相性じゃない?!

どうやらサディは彼女を一番理解してくれそうな、自分とそっくりな性格のパパの心を射止めたようです。
初対面のパパに撫でられるサディの様子に、パーフェクトな相性と感じたスタッフたちの喜びが伝わってきます。

サディの魅力を理解し、決して諦めなかったスタッフたちの想いはサディに最高の家族を導いてくれました。

サディとパパは似た者同士、素敵な家族になれそうですね。