ある日、1匹の野良猫がエリックさんの家の庭にやってきました。庭をウロウロと散策しているのを見たエリックさんはお腹が空いているのかと思いごはんをあげたところ野良猫は嬉しそうにパクパク食べてから庭を出て行きました。
その後その野良猫は何度もエリックさんの家にやってきてはごはんをもらい食べ終わったらどこかへ帰って行きました。
エリックさんたちはこの野良猫に「デクスター」と名付けて飼おうとしましたが、デクスターは家の中には入ろうとしません。
気ままに外で過ごしている方が好きなんだとエリックさんは思い様子を見ていました。

しかし、デクスターが家の中に入ったことがありました。
大型のハリケーンがきたときにデクスターは自分から家に入ってきたのです。恐怖を感じたのでしょうね。

エリックさんには1歳になるパーカー君という息子がいましたが、彼もデクスターのことが大好きです。
家族みんなでいつもデクスターのことを気にかけています。
そんなときデクスターが全く訪れなくなったのです。

エリックさんたちは一生懸命に探しました。SNSに投稿していたのを見た人からある保健所にデクスターによく似ている猫がいると連絡がきたのでエリックさんはすぐに駆けつけました。デクスターによく似てはいるものの別の猫でした。
しかし、その猫は殺処分寸前でたまたまエリックさんが会わせてほしいと連絡をしたため殺処分する予定時刻が延びただけである事実を知りエリックさんは引き取ることにしました。

新しく家族となった猫に「オリー」と名付けました。
デクスターが来なくなってからパーカー君は元気がなかったのですが、オリーがやってきてとても嬉しそうですね。
あれから未だにデクスターは姿を見せないようですがエリックさんは「デクスターはどこかできっと元気に生きている」と諦めていないといいます。

デクスターがいなくなったことで殺処分寸前だったオリーと出会い命を救うことが出来たのはまさに奇跡としかいいようがありませんね。