カリフォルニア州で生まれ野良猫として生きている「トーマス」。
とても人懐っこい性格のためある家族と出会い気に入られたので食べ物をもらって暮らしていました。
ごはんに恵まれ、野良猫生活を不自由なく送っていたトーマスに突然の悲劇が襲い掛かるのです。

ある日、その家族が散歩をしていたときのことです。
遠くからトーマスが近づいてくるのが見えました。
しかしいつものトーマスとは違い大ケガを負っていたのです。
トーマスの顔の右半分が火傷をしたようにただれて右目にもかなりのダメージを負っているようです。
トーマスは数日前に何者かに酸を顔にかけられて激痛に苦しんでいました。許せない虐待です。
そんな彼はいつもの家族を思い出し助けを求めにやってきたのです。

家族はトーマスを抱きかかえると地元の動物病院へ連れていきました。
診察をした獣医さんは助かる見込みがないためトーマスを安楽死させることを勧めてきました。
家族はトーマスを救いたい一心で地元の施設である「アニマル・サンクチュアリ」へ助けを求めたのです。
すると別の病院で治療をすることになりました。

別の動物病院でトーマスは皮膚の移植手術が行われ、術後1ヶ月の投薬治療を受けたのです。
1ヶ月が過ぎた頃には元気に鳴くようになりました。
その後トーマスは右目を失ってしまいましたが、施設のスタッフであるケイシーさんの自宅で治療を続けています。
最初の病院で安楽死にならなくて良かったですね。

トーマスは人間からの酷い虐待を受けて普通なら人間不信になるところですが、ごはんをくれた家族やケーシーさんたちスタッフを信頼しているようです。
まだまだ治療は続きますが、やがて素敵な里親さんが見つかるまでケーシーさんは責任をもってお世話をしていくといいます。
トーマスが幸せになりますように…