2016年6月下旬、韓国の清州市の裏通りで今にも飢え死にしそうな1匹の猫が発見され、猫の殺処分施設へ連れて行かれました。このとき猫は脱水症状を起こし痩せて衰弱していました。
レイチェルさんはこの猫のプロフィールをインターネットで見て獣医さんに相談すると治療が可能と言われたため飼うことを決め施設に連絡し引き取りに行きました。
レイチェルさんは猫に「ジョン・スノー」と名付けました。

レイチェルさんはジョンをすぐに緊急動物病院で診てもらったところ、ジョンの年齢はおそらく1~2歳で体重は成猫にもかかわらず1.5kgしかありませんでした。
そして血液検査の結果、ジョンはコロナウィルスに感染していることがわかり衰弱していることからまずは点滴をしてもらいました。
獣医さんはジョンの病状がかなり深刻で長く生きるのは難しいのではないかと言います。

レイチェルさんはジョンを助けたいと入院させ、毎日仕事が終わると病院を訪れジョンの様子を見にきました。
2日目にはジョンの容態は少し安定してきました。
3日目にはジョンは自力でフードを食べることが出来るようになり、4日目にはコロナウィルスは陰性になり危機を脱しました。
経過を見て獣医さんはジョンの回復の早さに驚いていたようです。
そして6日目にジョンは退院しましたが、まだ完治はしていないのでたくさんの薬を飲まなければいけません。

ジョンは回復するのに数週間かかりましたが、今ではすっかり健康になりレイチェルさんのそばから離れようとせずまるでストーカーのように見ています。
レイチェルさんと同じベッドで寝てとても幸せそうです。
ジョンの体重は1か月半で3kgまで増え、保護されたときの衰弱しきった姿はみじんもありません。
まさに奇跡の猫、ジョン・スノー。これからもレイチェルさんと一緒に幸せな毎日を暮らしていくことでしょう。