私が働く養育施設は、保護された猫たちが新しい族を探せる時期が来るまでしっかりとお世話をする役割をしています。

ロウワー・ハットにある動物保護施設Kitten Innから、妹と一緒に来たイドルは同じ頃に生まれた子猫たちの中でも明らかに小さな体をしていました。

イドルは小さな体で元気いっぱい、とても人懐っこくて初めて会った私を気に入ってくれたようですぐに肩に上るようになりました。

子猫たちは施設の中でのびのびと暮らし始めました。

季節は真冬、イドルは床にあるアダプターのぬくもりが気に入ったようで、イドルがじっと暖をとる姿にスタッフたちは癒されていました。

イドルと一緒に来た妹やほかの子猫たちが正常なスピードで成長する中、イドルだけは数か月経ってもほとんど大きくなりませんでした。

イドルたち兄妹を残し、他の子猫たちが保護施設へ戻って行ったとき、2匹は私の自宅でお世話をすることになりました。

イドルたちが初めて私の家に来たとき、彼は妹の2/3のサイズしかありませんでした。
その後、イドルが生後3か月を迎える頃には妹の半分になり、成長の遅れは変わりませんでした。

私と施設の医療チームはイドルの成長が遅い原因を突き止めようとしてきましたが、まだ分かっていません。
でも、イドルは体が小さいこと以外に何も問題がなく、とても元気に過ごしてきました。

イドルが私の職場で過ごすたびに、彼はスタッフ全員の肩に飛び上がりみんなを喜ばせていました。
特に喜んでいたのはフロントデスクで電話に対応するオペレーターでした。
イドルはスタッフの肩で彼女をリラックスさせるのに十分な働きをしていたのです。

スタッフ達にその存在を喜ばれるイドルは、毎日私と一緒に職場で過ごすようになりました。
そして、相手が誰であろうとその肩に乗って周囲を明るくしていました。

生後17週を迎えたイドルは7週のサイズ、体重は360gから750gに増えました。

イドルは、体こそごくわずかな成長でしたが、その心は愛情深くいつもリラックスしていていつも周りを明るくしました。
私は自宅でイドルのお世話を始めて以来、どんどん彼の個性に心を奪われるのを感じていました。

とても元気なイドルですが、成長が遅い原因はまだ分かりません。
そのため彼の健康状態を厳しくチェックするための定期的な検査を欠かさず、私たちは見守り続けています。

恐らくイドルは永遠に子猫のままですが、私は周りを明るくする彼を誇りに思い、彼の人生に寄り添えることに喜びを感じています。