野良猫はとてもフレンドリーで、よくおしゃべりをしました。
ボーイフレンドの周りを行ったり来たり、ついには彼の足にスリスリして離れなくなってしまいました。
困惑する彼に『きっとあなたが彼女と同じ生姜色の髪をしているからよ。』私は面白がって言いました。

妊娠中だし、あまりに彼を気に入った様子なので、私は猫を連れて帰ることにしました。

猫が苦手とはいえ、あれほど懐かれて悪い気がしなかったのでしょう、彼は優しく猫を抱き上げると彼の車に乗せました。
猫はしばらくすると後部座席の上で落ち着きました。

その翌日、猫は4匹の子猫を生みました。
母猫と同じ生姜色と白の小さな子猫たちは、とても元気に鳴きました。

ところが、母猫は母乳が出なかったのです。
私たちは哺乳瓶でミルクを与えることにしました。

母猫は出産後、食欲を失い食べることができませんでした。
それでも一生懸命子猫の世話をしました。

私と彼は子猫たちにミルクを与え、できる限りのことをしました。
しかし2匹が息を引き取り、さらに翌日生き残っていた2匹も息を引き取ってしまったのです。

私たちは母猫と一緒に子猫たちも動物病院へ連れていきました。

母猫は生後6か月ほどで妊娠し、上気道感染症と目の感染症を患い、子宮肥大を起こしていたことが分かりました。
母猫はすぐに手術を受けることができましたが、獣医師は、もし、私たちが連れて帰らなければ母猫も命を落としていただろう、そう言いました。

私と彼は、母猫を家族に迎えることにしました。
ふたりで考えた名前はサニー・バンニー・ソーセージ、サニーと呼ぶことにしました。

サニーが十分に回復するまでの間、ゆっくりと過ごせるようにバスルームにサニーのベッドを置くことにしました。

退院したサニーは数日後には元気を取り戻し始めました。
バスルームを出たサニーを私たちはもう1匹の猫、マフィン・アナスタシア・ポテトに紹介しました。

マフィンは超ぽっちゃりの愛嬌のある子ですが、サニーを快く受け入れ、1週間もたたないうちに一日中一緒に過すほどの仲良しになりました。
2匹は私たちのベッドの上で窓から外を眺めているのがお気に入りです。

サニーはボーイフレンドに出会ったとき、本当は必死に安心して出産できる場所を求めていたのです。
私たちは子猫を救うことはできなかったけれど、サニーを連れて帰って本当に良かった、何度もそう思いました。

サニーは私たちにも、お互いに新たな発見をさせてくれました。
サニーは、私たちの絆を深めてくれたと思っています。