私は地元にある動物虐待防止協会(SPCA)を訪れていました。
そこで出会ったのがコルビーでした。
コルビーは生後10日、育児放棄されて1匹でいた所を保護されていました。
コルビーのような小さな子猫にとって一番いいことは、母猫や兄弟と一緒にいること。
なのにひとりぼっちのコルビーを私は可哀想に思いました。
当時私はコルビーより2匹の子猫を育てている、ターシャの一家をお世話していました。
私は、ターシャが我が子と一緒にコルビーを受け入れてくれないか試してみることにし、コルビーを連れて帰ることにしました。

帰宅するとターシャは彼女の子猫と一緒いました。
帰宅して数時間、私はお腹を空かせていたコルビーにミルクを与え、お世話をしていました。
すると、ターシャは小さなコルビーがとても気になったようで、何度もコルビーの様子を見に来たのです。
ターシャはまるで我が子を気にする母猫のようでした。
ターシャはずっと一緒に暮らしてきたかのように、コルビーの毛づくろいを始めました

その日から、小さなコルビーはターシャ一家の一員として受け入れられました。
ターシャの子猫、ナイルズとレオはコルビーより2週間早く生まれました。
ターシャが体を休めているとき、コルビーにはナイルズとレオがいつも一緒に寄り添い、抱き合っていてくれました。
2匹の兄弟はコルビーを弟のように可愛がってくれました。

コルビーは小さな体に似合わず、旺盛な食欲を持っていました。
ターシャからたくさんのミルクを飲ませてもらい、彼は着実に大きくなっていきました。
ターシャもナイルズもレオも、いつもコルビーの行動に気を配っていまいた。
コルビーが鳴くと、3匹が反応しました。
コルビーはいつも見守られていました。
彼は家族との時間を楽しんでいました。

私がコルビーを連れてきたとき、ターシャのお腹で子猫同士の取り合いの小さなケンカがありました。
コルビーは強気でしかも勇気ある戦いぶりでした。
彼は食べ物のために戦う意志を生まれながらに持ち合わせています。
そんなコルビーを私は頼もしく感じました。

ナイルズとレオがミルクを卒業すると、ターシャはあまりミルクを飲ませようとしなくなっていきました。
しかしコルビーにはミまだルクが必要だったので、私がコルビーに時間ごとのミルクを与えました。

コルビーは哺乳瓶から飲もうとせず、私はシリンジを使いました。
私はミルクを飲ませ終わると、トイレを助け、彼を毛布でくるむとコルビーは少しお昼寝をしました。
私が彼の鼻と口にキスすると、コルビーは小さな足で私の顔を掴みました。

コルビーは兄弟を見て人間との暮らしに必要な多くのことを身に着けることができました。
順調に成長した彼らが、新しい家族を探す準備を始めると、ナイルズとレオが早速一緒に旅立って行きました。

彼らは新しい家族に迎え入れられ、ロキとトールと名前を変え幸せに暮らし始めました。
ターシャもまた別の家族のもとへ旅立ち、コルビーは新しい家で新しい兄と出会いました。

コルビーが迎えられた家には、ムンスターという猫が待っていました。
コルビーはすぐに弟のように可愛がられていました。

私のもとで4匹が暮らしてから1年、コルビーはたくましい大人の猫に成長しました。
今でもムンスターと仲がよく、いつも寄り添っているそうです。

コルビーは、ターシャたちと巡り合えてとても幸運でした。
ターシャや兄たちに愛情を注がれ、家族の温かさの中で成長することができました。
そして再びムンスターとその家族と出会うことができました。
きっとこれからも愛情を注がれていくことでしょう。