ジャスティン・バートレット・アニマルレスキューは、フロリダ州ロイヤルパームビーチで活動する獣医師を擁する保護施設です。
スタッフが目に止めたのは、疥癬(ヒゼンダニによる皮膚の感染症)のため、固いかさぶたで全身を覆われた小さな子猫でした。
衰弱した猟犬を保護しに行ったスタッフは、風邪の症状も見られすぐに治療が必要な子猫を一緒に連れ帰ることにしたのです。
子猫は生後4週未満、体重は約450gしかありませんでした。

子猫は施設の養育主さんの自宅でお世話されることになり、ジョア―と名付けられました。
そして、早速治療がはじめられました。
薬用のお風呂に入れてもらい、体をきれいにしてもらったジョア―は、ところどころ被毛が抜けていました。
全身に薬が塗られたジョア―に養育主のママは、ソックスで小さなセーターを作って着せてあげました。
疥癬は猛烈な痒みを伴うため、ジョア―はどうしても掻いてしまいまっていたのです。

特別なお風呂と塗り薬、それに風邪のために抗生物質が投与されたジョア―は、痒みが和らぎ食欲が出てきました。

献身的な看護を続ける養育主のママは、ジョア―が日に日に食欲を増していることをとても喜んでいました。

ジョア―はそれまで十分に食べられなかった分を取り戻すように、ご飯をどんどん食べました。

ジョア―は小さな体に似合わず、とても大きな声でおしゃべりをしました。
そして、家の中を探検するようになりました。

数日後、ジョア―は抜けていた被毛が生え始め、目の腫れがおさまり本来の彼の姿に戻ってきました。
特別なお風呂と塗り薬、そして何よりジョア―の旺盛な食欲は彼の回復を大きく後押ししていたのです。
ジョア―は別の薬用のお風呂に入れてもらうようになり、固く覆っていたかさぶたがきれいにはがれ始めました。
養育主さんがジョア―のために作ってくれたソックッスのセーターのおかげで、彼はより快適に過ごすことができました。

保護されて10日後、ジョア―はまだ完全ではありませんが養育主さんが驚くほどの劇的な回復をみせていました。
ジョア―の顔の部分のかさぶたが完全になくなり、透き通った青みを帯びた目は生き生きと輝いていました。

ジョア―は完全な回復を待ち、新しい家族のもとへ旅立つ準備に入っていきます。
シェルターへ行ったスタッフが見逃さずに救い出したジョア―は、苦痛から解放され、未来へのチャンスを掴むことができました。
ジョア―を支える養育主のママは、彼の未来のためにお世話を続けています。