キャシーさんは数週間前から自宅に現れる野良猫にごはんをあげていました。その猫は体をグラグラ揺らしながら歩くのを見て気になったため地元の獣医さんに連絡するとおそらく脳に障害があるとのことでした。キャシーさんは放っておけず猫に「マティーニ」と名付けて一時的に保護したところ2週間くらいするとマティーニが妊娠していることが分かりました。
キャシーさんはマティーニを地元の動物保護施設「ウィスカー・ストップ」へ連れて行き、スタッフのマクナルティさんに相談したところ脳の障害はあるものの出産しても大丈夫と分かりキャシーさんはマティーニを正式に家族に迎えました。

数日後、マティーニは元気なマティーニにそっくりな4匹の子猫を出産しました。
キャシーさんは初めての経験で落ち着かなかったようです。

最初はマティーニの育児は順調でした。
生まれてきた子猫たちに母乳を与え寄り添っているだけなので歩かなくてもいいのです。
マティーニの障害が問題になることはありません。
しかし数日経つと子猫たちは目が開き好奇心旺盛な行動をとるようになりました。

子猫たちが危ないものに近づかないようマティーニは子猫たちを戻すために駆け付け咥えて運んできます。
その間、マティーニは歩行中に何度も倒れては起き上がって子猫のところへ行くのです。
マティーニは子猫たちにとても愛情を注いでいます。

キャシーさんはそんなマティーニのサポートをしようと子猫を運ぶのを手伝ったり危ないものを撤去したりしました。
マティーニはそんなキャシーさんの愛情を肌で感じ、嬉しいからかいつもゴロゴロと喉を鳴らしています。

障害を抱えたマティーニは野良猫のまま出産していたら無事に産むことも子育てもできなかったかもしれません。
心優しいキャシーさんとの出会いがマティーニと子猫を幸せへと導いてくれたのですね。