建物の中には残された資材や瓦礫が散乱しています。

建物の中で、まだ目も開いていない子猫がひとりぼっちでいます。
母猫を探してさかんに鳴いています。

子猫に向かって1匹の猫が慎重に近付いて来ました。
姿勢を低くしてじっと子猫を見詰めながら近付いて来ます。
子猫の正面に立ち、匂いを確かめました。

どうやら子猫の母親のようです。
頭から背中にある模様がよく似ています。

母猫は子猫の首を銜えて棲家へ運んでいきました。

もう1匹、さっきと同じくらいの子猫がこちらも母猫を探しているようです。

先ほどの母猫が姿勢を低くして警戒しながら子猫に近づきます。

慌てているのかなかなか子猫を咥えられません。
きゃしゃな母猫は銜えるのも大変そうです。

と、親子の背後に若い猫が近付いていました。
母猫は焦っていたのか、子猫を咥えると急いで棲家へ運んでいきました。

近付いていた猫も母猫と似た模様でしたが、もしかしたら独り立ちした彼女の子でしょうか・・・

親子の棲家は壁と資材の隙間。
シートが落ちかけていて母猫は敷物にしています。
小さな子猫を隠すには都合のいい場所です。

母猫は早速子猫の身体をきれいにし始めますが、子猫たちはお腹が空いているようです。

撮影に気付いている母猫は、警戒した厳しい目をしています。

子猫がミルクをもらいやすいように横になってあげる母猫。
ですが、耳をそばだて、警戒した目はそのままです。

まだ目が開いていない足元もおぼつかない子猫たちが、母猫が目を離したすきに棲家を離れてしまったようです。
小さな子猫には危険がいっぱい、子猫たちを守る母猫はゆっくりエサにもありつけません。

懸命に我が子を守る母猫に撮影者さんも感動したようです。