私は、親子に食事と住まいと必要な医療を提供する決心をしました。
そして、自宅に隣接した仕事部屋兼作業部屋を猫の親子の住まいとして使うことにしました。
猫たちが私の家と彼らの棲家、そして外を自由に行き来することができるようにそれぞれ猫用のドアを付けました。

野良猫だった親子が自由を失わず、安全で飢える心配のない暮らしを整えようと考えたのです。

後に私がバートと名付けたこの子猫は、兄弟の中で体が最も小さく病弱でした。
母猫はいつも彼のことを気遣い、いつもそばに置いてお世話をしていました。

親子の世話を始めて数か月が経ち、子猫たちは健康で元気に成長していました。

病弱だったバートは遊びが大好きなパワフルでたくましい猫に成長しました。

バートの兄弟、マックスです。
幼いマックスは母親の傍にいつもくっついている甘えん坊でした。
トラ縞の毛がカールしたフワフワの猫に成長しました。
4匹の中で一番外にいることを好むマックスは、ワイルドな一方、以外に優しいところがあり私のお気に入りです。

4匹の子猫はそれぞれ違った個性を持ちながら、仲良くやっています。
私は子猫たちが遊ぶのを眺めるのがちょっとした楽しみでもあります。
小さかった彼らがたくましくなっていくのを近くで見られるのは幸せなことです。

ノラです。
元気なバートやマックスにも負けない活発な彼女、でもノラも甘えん坊な一面を持っています。

もう1匹の姉妹ドリです。
もっとも母猫に似た面影を持ち、幼い頃はバートと同じくらい小さな体をしていました。
控えめでおとなしい子です。

母親のサディは、ここでの暮らしをすぐに気に入ってくれました。
飢えることがなくなり、以前より少しふっくらとしています。

サディは毎日朝食を食べると外へ出かけて行きます。
帰ってくると、仕事をしている私の傍にぴったりと寄り添って過ごしています。

サディたち親子は、私の家から2ブロック離れた場所にある荒れ果てた倉庫で暮らしていたようです。
サディは私のところへ食事を求めて通っているうちに、いつの間にか私の家の敷地内に子猫を連れて来ていました。
サディは4匹の我が子を育てるために私を頼ることを決めたのです。

なぜ、サディが私を選んだのかは知る由もありません。
私は、偉大な母猫とその子猫に安全で健康な暮らしをしてほしいと願いました。
数か月が経ち、サディたち親子は少なくとも飢えずに健康で暮らしています。
子猫たちはまだ成長の途中、これからもっとそれぞれの個性を発揮するでしょう。
子猫たちがどう生きようとするのか、私はどう付き合っていくのか今から楽しみでなりません。