ローラさん一家が新しい家に越してきた1年後の事。
突然庭に毛の長い猫ちゃんが姿を現したのです。
その猫ちゃんは隣人の飼い猫、シンバでした。
シンバはローラさんと愛猫のエラが近づくと挨拶をするように「にゃー」と鳴きました。
それからシンバは度々ローラさんのお宅を訪れるようになり、その度に挨拶をしてくれました。
家猫のエラはシンバの姿を家の中から見つめていました。

そんなある日の事、年老いた猫だったエラが17歳を目前に他界してしまったのです。
とても懐いていたエラを失い悲しんでいたローラさん。
それから2週間後にいつもの様にシンバが姿を現しました。
一番のお気に入りのローラさんの車の中でお昼寝をするシンバ。

ローラさんがシンバを抱きかかえるととてもおとなしくしていたと言います。
ローラさんがひどく落ち込んでいるタイミングで現れる様になったシンバ。
シンバはきっとエラが亡くなり、ローラさんが悲しんでいるのを分かっていたのか
以前よりも頻繁にローラさんの家に訪れる様になったのです。

この話しを聞いたシンバの飼い主さんはとても驚きました。
ローラさんの前の住人にはシンバはこの様なことはしなかったからです。
シンバが家に訪れ、一緒に過ごす事で前向きになれたローラさん。
今ではシンバが遊びに来るのを楽しみにしているそうです。