その猫の名前はパーシー、3歳になるオスでした。
とても元気で遊んでもらうのが大好きなパーシーは、遊びの途中で興奮すると飼い主さんを噛んでしまうことがあり、飼い主さんを困らせてしまったようです。
パーシーはその愛情表現に噛むという手段を選んだために、愛情深い性格にも拘らず幸せに結び付けることができずにいました。

パーシーの話を聞いた私は、彼に会いたいと思い始めました。
私は彼のちょっとトゲのある性格にとても興味を持ったのです。

たくさんの動物たちを見てきた私は、猫や犬はそれぞれ独特の自分の表現方法を持っていると思っています。
だけど、多くの人は彼等の個性を忘れてしまうようです。
例えば猫がお腹を見せたとき、撫でてほしいと甘えているとは限りません。
それは、飼い主への信頼と快適さの表現なのです。

パーシーは2度シェルターに返された後も、彼の愛情と元気さを誰かが理解してくれることを信じて、シェルターのスタッフに摺り寄ることを止めなかったそうです。

猫の噛み癖を治すのは、飼い主がそのための時間をとれば、ごく単純な方法で止めさせることができます。
私にはパーシーの噛み癖を治せると思いました。

私は決心してパーシーを引き取ることにしました。
私がパーシーを連れて帰った日、同僚たちは生姜色の髪を持つ私と茶トラ(生姜)のパーシーをからかって『生意気な生姜たちが連れ立って帰っていく』と笑顔で見送ってくれました。
その夜、パーシーは私に寄り添って眠りにつきました。

私はパーシーにもう1匹の猫、チャウダーを会わせました。
2匹はすぐに親友になることを決め、常に寄り添うようになりました。
私が日中に帰宅すると、彼らは絡み合うように抱き合ってソファで昼寝をしています。
2匹は休もうとする私のベッドにやって来て、中に潜り込んで昼寝を続けます。
2匹は、お互いになくてはならない存在になりました。

パーシーの愛情深さは、変わることはありません。
私が新たに里親として育てることになった3匹の乳児の子猫たちに、パーシーは愛情を注いでくれています。
パーシーの噂を聞いてその独特な個性に魅かれた私は、惚れ込んだパーシーの愛情の深い性格に助けられるようになりました。
私はパーシーがありのままにのびのびと生きていることを何より嬉しく思っています。