私たちが住む地域には、野良猫たちの住むコロニーが存在しました。私たちは小猫の母猫がいないか気になっていたのですが、後日、我が家と同じブロックに住む猫好きの方の家のガレージでその子猫の母猫が数匹の子猫を出産していたことが分かりました。

そのお宅の方の話では、始めは猫たちを見守っていたのですが、子猫の中の1匹が事故に遭い亡くなってしまったために、残った子猫たちを保護施設へ連れて行ったそうです。その時、母猫とボートにいた子猫だけがすでに姿を消していたというのです。その方は母猫を見つけることができず、2匹の子猫を失ってしまったと思っていたそうです。それは夫が子猫を見つける前のことでした。

私たちは、夫が見つけた子猫に母猫代わりのお世話を始めていました。2時間ごとにミルクをあげ、排泄を助け、できる限りの愛情を注ぎました。家族が協力して、母猫が子猫にしてあげることを全てしてあげるつもりでお世話をしていました。

私たちは小猫をウィスカーと呼ぶようになっていました。我が家には以前から3匹の子猫を飼っていました。ウィスカーは我が家の一員として3匹の子猫たちの仲間に加わりました。

ウィスカーは私が出会った子猫の中で一番愛情深い子猫です。彼は、私たち家族の頭や顔、首、膝、ありとあらゆるところに身を委ね、寝ようとしました。私たちに厚い信頼を置いてくれ、それは私たちを温かい気持ちにしてくれました。

順調に成長したウィスカーは、3匹の先輩子猫、シルベスター、ジョー、シャドウ・ポウと仲良く一緒に暮らしています。しかし、一番のお気に入りはもう1匹の家族であるチワワで、彼らはお互いに気の合う遊び相手と認め合っています。2匹はしょっちゅう追いかけっこをして家中を走り回っています。

ウィスカー独特のお昼寝は、息子の肩に乗り、首に巻きついて眠るというスタイルです。このお昼寝が始まってしまうと、ウィスカーの気が済むまで息子は動くことができません。

ウィスカーが一番好きなことは、夫の肩に座り彼の人間のパパと一緒に過すことです。夫がウィスカーを見つけ、掬い上げ、家に連れ帰ったときから夫はウィスカーにとって一番の存在になったようです。
夫がウィスカーを見つけたとき、彼は小さなヤシの実のサイズしかありませんでした。フワフワの愛情豊かな猫に成長した彼は、私たち家族の絆をより深いものにしてくれました。