ロメオは鼻梁がありません。そのため、普通の猫とは少し違った顔つきをしています。ロメオはその風貌が災いし、彼の兄弟がすべて引き取られてしまってもシェルターに残されていたのです。ロメオを迎えに行った私は一目見てロメオの魅力に心を奪われてしまいました。

ロメオは普通の猫と同じように遊ぶことが大好きで、その特徴的な顔が彼を魅力的な猫にしていると思いました。
ロメオはごく普通の猫と同じですが、ほかの猫と違うところがるとすれば、普通の猫たちより余分な愛情を持って生まれたことでしょうか。

私たちの施設で生涯を共に暮らすことになったロメオは、私たちが出会った子猫の中で最も愛される子猫でした。
ロメオは施設での生活に自分の居所を見つけ、その場所にとても満足しているようでした。

ロメオ、あなたはひとりではないのよ。
あなたは貴重な存在で、あなたは私たちに愛される存在よ。

ロメオは成長するにつれ、その豊かな毛並みが彼をよりハンサムにしていました。
そして彼は、余分に持って生まれた愛情をより豊かに育てていました。

ある日の午後、姿が見えなくなったロメオをスタッフがっ探していると、意外なところで見つかりました。
ロメオは、病気で療養している鶏のいる部屋にいたのです。
ロメオはそこで鶏に寄り添っていました。

私たちの施設で働くボランティアの人々を、ロメオが屋根の上から見ていました。
ロメオは時々、働く彼らの注意を引くために声をかけます。

多くの人は、外見が違うことは大きな問題ではないということを理解していないのかもしれません。
私たちは、ロメオを通して、すべての動物が生きたいと望んでいる、あるいは生きる価値があるということを理解し、考え方が変わることを願っています。