べっ甲模様の子猫を私たちはゲイリーと呼んでいました。ゲイリーは、生後8週のときに我が家にやてきました。彼女はとても小さく生まれ、兄弟の中でも一番小さかったために、生まれてすぐに母猫に見捨てられてしまったそうです。

我が家に来てすぐに昼寝をしたくなったゲイリーは、私の腕の中で丸まって眠りました。それからというもの、彼女は特に私のことを気に入ってくれたようで、眠くなると私の肩や胸やお腹、とにかく私のからだの上で眠るようになりました。

母猫の愛情を殆ど知らないゲイリーは、それでも生きる希望を失わず、私たちに引き取られたことを心から喜んでいるようでした。そんなゲイリーに私たちは寄り添い、彼女の成長を楽しみに暮らしていました。

小さいながらも順調に成長したゲイリーは、昼寝をする私を側で見守るようになっていました。大きくなっていくゲイリーでしたが、私たちのそばから離れないのはずっと変わっていませんでした。彼女の概念にプライバシーはみつからないかもしれませんね・・・

ゲイリーが生後5か月を迎えた頃、私たちはゲイリーの妹分、アルテミスを迎えました。アルテミスもゲイリーと同じようにシェルターからやって来た子猫でした。

ゲイリーとアルタミスはすぐに仲良くなりました。寝るときも昼寝をするときもいつも一緒でした。
ゲイリーは妹のようなアルテミスが現れ、とても嬉しそうに可愛がっていました。

ゲイリーは自分と同じような境遇のアルテミスに、何かを感じていたのかもしれません
彼女たちは本当の姉妹のように固い絆を築いているようでした。

ゲイリーとアルテミスは順調に成長し、ゲイリーが我が家に来て2年が過ぎようとしています。すっかり大きくなったアルテミスは、小さく生まれたゲイリー凌ぐ大きさになりました。ゲイリーは成長してもビッグにはなりませんでしたが、愛情深い素敵なレディに成長してくれました。
私の妻は2匹のことをひそかに私のプリンセスたちと言っています。私たちは、2匹に愛情を注いできました。彼女たちは私たちに数えきれない喜びと笑顔を運んでくれました。ゲイリーとアルテミスが輝くような表情を見せてくれると、それだけで私たちは幸せを感じることができます。