私自身、2匹を失った悲しみからクロスビーがいてくれたことで立ち直ることができました。そして、これからはクロスビーを唯一の家族として暮らしていこうと考えていました。。しかし、たて続けに親友を失ってしまったクロズビーはどう思っているのか・・・。その答えが、10日ほど前に突然返ってきました。

いつものように私が帰宅すると、クロスビーが出迎え私をまっすぐバスルームへ連れて行きました。すると、バスタブの中に見たこともない子猫がいて、私に向かって鳴いてきたのです。自宅の玄関には犬用のドアがありますが、この子猫がそのドアを入るには位置が高すぎるのです。まさかとは思いましたが、クロスビーが子猫を連れてきたとしか考えられませんでした。

落ち着いて子猫をよく見ると、半年前に亡くなったクロスビーの親友にそっくりでした。
クロスビーは、親友にそっくりな子猫を近所で見つけ、連れて来てしまったようです。
私を見上げたクロスビーの目は、まるで懇願するようでした。

私は近所中を回り、子猫の飼い主がいないかたずねて回りました。しかし、子猫を見かけた人は何人かいましたが、飼い主を見つけることはできませんでした。
そこで、マイクロチップがないかチェックしてもらうために、動物病院へ行きました。
子猫は生後4か月、マイクロチップはありませんでしたが、数日前に避妊手術を受けていることが分かりました。
獣医は私に『あなたがシェルターへ連れて行くつもりだとしたら、シェルターのキャパを越えていたら子猫は処分されるでしょう。』と警告しました。

クロスビーは子猫をとても気に入っている様子でした。
私自身、子猫を外に放すことも、シェルターへ連れて行くこともできませんでした。
私は、子猫を家族に迎える決心をしました。

クロスビーは、子猫が家族に加わったことに大喜びでした。子猫から離れようとしません。彼の生活に再び明るい日差しが差し込んできたようでした。
親友を亡くしたクロスビーは、自分で友達を見つけ一緒に暮らすことを選んだのです。バスルームで私を見上げた目に、彼の想いが詰まっていたのですね。