LBは数か月前のある夜、突然現れて私たちのトレーニングの様子を眺めていました。ジムのオーナーは、その猫をとても気に入って可愛がっていました。オーナーは野良猫らしい猫に、住む場所を提供しようと決めたのです。コーチのひとりが猫にLB(little ball)と名前を付けました。

LBは基本的にクールな目でトレーニングを眺めているのですが、私たちがウォーミングアップをしていると甘えるために近づいてきます。LBのツンデレな態度は、利用者の心をガッチリとつかんでしまいました。

LBは、私たちのトレーニングの様子をときに離れた場所で、ときに足元で利用者の間を巡りながら眺めています。
私は軽い気持ちでジムに通い始めたのですが、トレーニングが終わったとたんベッドに倒れ込んでしまいたいほど疲れてしまい、正直こんなにきついものだとは思っていませんでした。そんな私でも、ジムに行けばLBの顔が見られると思うと自然と足が向いてしまいます。それは、ジムの利用者に共通していました。中には、LBに会うことだけを目的にジムに通う人もいるくらいです。

LBはときどき、急に立ち上がってどこかへ姿を消します。彼のもうひとつの大事な仕事をするためです。LBはジムのオーナーを悩ませていたネズミを追い出してくれているのです。オーナーはLBが来て以来ネズミが激減したと喜んでいます。
私は何をやるにもすぐに飽きてしまう方ですが、ジム通いに関してはLBの存在がモチベーションをあげてくれていることは間違いありません。
でも、こんなに猫好きだったかなぁ・・・?