小さな子猫は、私が今まで見た中で最も小さい子猫でした。このまま放っておけば子猫は生きてはいけません。誰かの助けが必要です。私はその子猫を掬い上げ、家の中へ連れて入りました。家の中で子猫を床に降ろすと、子猫は鳴きながら私に近付いてきました。

子猫にご飯をあげると、子猫は早速家の中を探検し始め、あちこちと歩き回りました。私が椅子に腰を下ろすと、子猫は私の脚元に寄ってきました。鳴きながら私の脚にしがみついてきます。

私の脚を一生懸命上ろうとする子猫でしたが、しばらくすると私の脚の間で眠ってしまいました。私は子猫を起こしたくなかったので、そのまま子猫が目を覚ますまで動けなくなりました。

私は子猫に名前を付けました。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャラクターからとってサンザと呼ぶことにしました。サンザは細くて小さかったので、私は家族の力を借りてたくさんのミルクを与えました。サンザは毎回お腹いっぱいになるまでミルクを飲んでいました。

サンザは好奇心旺盛、気になったモノは何でも気の済むまで確かめています。キッチンには彼女の探求心をくすぐるものがたくさんあったようです。

小さなサンザは箱が大好きです。我が家のリビングにはすでに彼女のコレクションがたくさん集められています。散らかってしまったリビングを、私も家族もサンザのためなら仕方がないと思っています。

サンザの冒険は、日を追うごとに家中のありとあらゆる場所を制覇していきました。サンザの鳴き声はとても小さいのですが、冒険する彼女はいつも鳴きながら風を切るように進んでいきます。サンザは物おじせずにどんなことも果敢にチャレンジします。

サンザが我が家に来て2週間。サンザにはたっぷりのご飯と温かなベッド、たくさんのオモチャにたくさんの冒険。そして彼女を見守る私たち家族がいます。サンザは母猫に見捨てられたかもしれませんが、母猫が悪いのではなくそれが自然界の厳しさだと私は思っています。
縁あって私たちと暮らすことになったサンザが、私たちに愛されていると感じながら成長してくれたら嬉しいですね。