川に飛び込んだデービッド、タオルに包んだ子猫を抱いてきたリリーとサラは、そこから約4キロの道のりを歩いて私たちの施設をたずねてきました。
『私たちはどうしてこの子が流木につかまって流されていたのかは分かりません。でもここなら子猫が安全に、お腹を空かせることはないと思ったの。どうかこの子を助けてください。』

学生たちはとても大事そうに子猫を抱いていました。私たちは子猫を引き取り、彼らは小猫にウッディと名前を付けてくれました。
ウッディは幸いなことに健康上の問題はありませんでしたが、彼にはまだまだ母猫のお世話が必要でした。私たちはウッディの新しいママのいる里親さんの自宅でお世話をお願いすることにしました。

里親さんの家にはウッディとほぼ同じ時期に生まれた4匹の子猫とそのママがいました。兄弟とママはウッディを温かく迎え入れてくれました。ウッディは里親さんの家で新しい家族を探せる時期が来るまで兄弟たちと一緒に過します。安全で温かく、淋しい思いをすることもありません。

里親さんの家に来て10日ほど経つと、ウッディはヤンチャな個性を見せ始めていました。ウッディはキャットフードの入ったボールが置かれると、自分でその上にのぼります。ウッディはキャットフードを食べるのではなく、口に含むと吐き出してしまいました。ウッディが食べるには少し早いのですが、彼は挑戦せずにはいられないようでした。

11月の終わり、ウッディはリックさん夫妻の家に家族として迎え入れられることになりました。リックさん夫妻はずっと忙しい生活を送っていたそうですが、やっと時間に余裕ができ、家族を探している猫を引き取ることにしたそうです。リックさんは、ウッディと一緒に同じ施設にいたアッシュも一緒に引き取ることにしました。
親切な学生に命を助けられ、新しいママや兄弟に迎え入れられ、リックさん夫妻という新しい家族と出会ったウッディは、常に周囲に支えられて幸せをつかむことができました。私たちは、これからのウッディがリックさんの家族としてアッシュと共に成長してくれることを願っています。