その猫は3歳、ペルシャとターキッシュアンゴラのミックスで名前はルーイと言いました。彼の写真を見つけた私は、白いフワフワの毛にソフィーの面影を見ていました。ルーイのいる施設は車で1時間ほど離れた所にあります。私はルーイに会いに行かなければと思い、早速施設に連絡を取りました。

次の日、私は夫とルーイに会いに行きました。案内されてルーイがいる窓の側のテーブルに行き、夫が彼を抱き上げました。初めて会ったルーイは、印象的な琥珀色の目で私たちを見上げました。彼はソフィーと同じ紫がかったピンクの鼻をして、大きくて、フワフワでした。私たちはルーイに心が躍りました。

ルーイは以前の飼い主さんが病気になり、彼を飼えなくなってしまったために施設に来たのだそうです。その日、私たちはルーイを家族に迎えました。
ルーイははじめての我が家で早速探検を始め、家の中と周囲をくまなく見て回りました。そして、ずっと我が家に住んでいたかのように私たちの隣に座ったのです。ルーイが床に横になるとまるでフワフワの雲のようでした。

ルーイは、夫がキャリーケースに彼を入れて家の周りをぶらぶら歩くのをとても気に入ったようです。夫は新鮮な空気をルーイに吸わせたいと思っているようで、いずれは一緒に散歩に出かけるのを楽しみにしているのです。

ルーイはオモチャで遊ぶのもマタタビも大好きです。ルーイはあまりに真剣に遊ぶのでオモチャをすぐに壊してしまいます。私たちはルーイのためにとても頑丈なオモチャを用意しなければなりません。

ルーイは夜寝るとき私たちに寄り添って眠るのですが、そこにはルーイの決まりがあります。
ルーイは午前3時ごろになると私たちのベッドにやって来て、夫と私の枕の間に陣取り、私の頭に彼の頭をもたれかけゴロゴロと喉を鳴らしながら休んでいます。

家の中でルーイのお気に入りの場所は廊下へ続く敷居です。彼が気に入った理由は、ちょうどいい木の枕・・・だからではなく、その上に頭をのせるといくつかの部屋を見渡せるからのようです。彼が遊んでいないとき、ルーイは私たちの身体の上を歩き回り、部屋の入口に近い場所やテーブルの上からじっと私たちを監視しています。

2階のバルコニーからルーイが一生懸命何かを覗いています。ソフィーと仲良しだったお隣の猫が、彼女を探してルーイを見つけたようです。他にも、ご近所の猫がルーイの存在に気付いてじっと見上げていることがあります。散歩ができるようになったら、彼らとふれあうことがあるかもしれません。
ソフィーを亡くしぽっかり穴が開いたようだった私たちの家を、ルーイは完全に空洞を埋め、私たちを満たたしてくれました。ルーイにはこれからたくさんの新しい出会いや経験が待っているでしょう。一緒に楽しもうね、ルーイ。