私は1年半の間自宅で猫のお世話をしてきました。その間にお世話した猫の数は24匹を数えます。猫たちが人との生活に慣れるまでの間、私と一緒に過してもらい、可能な限り引き取り手を見つけています。

きっかけになった猫の親子は、母猫とその子猫が2匹いました。私にとってはじめての経験でしたが、この時、私はその経験にまるで恋をしたような気持になりました。そしてそれ以来、個人的に里親の活動を続けるようになったのです。

私は、野良猫や迷い猫を見つけると様子を見ながら自宅に連れて帰ります。猫の生活の場としての部屋が必要になり、自宅で空いていた予備の寝室を猫専用の部屋として使うことにしました。

彼らが人間との生活に慣れるまでお世話を続け、家族として迎えてくれる引き取り手を探します。引き取り手が見つからない時は、殺処分をしない保護施設へ連れて行き、そこでさらに引き取り手を探してもらいます。

中にはどうしても人との生活になじめない個性を持った猫もいます。そんな時は、避妊・去勢の手術をした後、彼らの生まれた場所へ帰しています。

でも、彼らの殆どがとてもフレンドリーで、私と一緒に暮らしているだけで人との生活に馴染んでいきます。特別なことは何もいりません。

この子たちは、定期的に食事をしに通ってきます。現時点では彼らはご飯を食べ、しばらく我が家で過ごすと自分の場所に戻っていきます。彼らがどちらを選ぶのかはまだ分かりません。

私がこんなことをしているのは、彼らが野良猫として生きていくには過酷過ぎる現実があるからです。飢えや夏の暑さ、冬の寒さから彼らを守るものはなにもありません。もし街が冠水すれば彼らは行き場を失います。街のあちこちに病気やけがの危険が存在します。彼らに安全で安心できる暮らしをしてほしい、その可能性があるなら私にできることをしたい、そう思っています。