私たちは多いときで20匹以上の子猫のお世話をしています。保護された子猫たちは、ワクチンを接種できる8週を過ぎるまで、ほかの猫とは隔離されて暮らします。しかし、小さな彼らには寄り添ってくれる存在が必要です。私たちはラットにその役割を担ってもらっています。

きっかけはアイボリーという1匹のラットでした。ある子猫をお世話することになったときでした。残念なことに子猫がネコ白血病のウィルスに感染していることが分かり、ウィルスに感染しないラットのアイボリーに寄り添ってもらうことにしました。アイボリーは小猫と一緒に遊び、一緒に寝てくれました。それ以来、アイボリーは子猫の世話をするようになったのです。

今年の2月、残念ながらアイボリーは老衰のため亡くなってしまいました。しかし、アイボリーに続く若いラットたちが、アイボリーの役割を引き継いでくれたのです。

レミーとエミール。彼らは子猫たちと日中を一緒に過し、子猫たちは彼らと一緒に過ごす間にご飯を分け合うことや、グルーミングを学んでいます。

現在、ここでは15匹の子猫のお世話をしています。中には子猫といるよりもラットといることを好む子猫もいます。彼らは一緒に駆け回り、ハンモックで遊び、一緒にお昼寝をしています。

ラットは子猫たちに対してとても忍耐強く接しています。子猫たちは、新しい家族のもとへ旅立つための基礎をここで身に着けています。夜になると、ラットは小猫とは別の場所でゆっくりと休養を取っています。アイボリーが残した貴重な友情を、後輩たちは今日も守り続けています。