子猫が発見される少し前に、同じ場所で数匹の子猫が先に保護されていました。その子猫たちと今回保護された子猫の容姿がとても似ていること、どちらも生後10日という共通点から子猫はママ・ブリジットと呼ばれている野良猫の子だと判断されました。

ママ・ブリジットとほかの子猫たちはすでに保護されており、なぜこの子猫だけが1匹でいたのかは分かっていません。子猫は風邪の症状が見られたために加湿器の側に寝かせられていました。

子猫の風邪が治り元気を取り戻したら、ママ・ブリジットや兄弟たちのもとへ帰してあげたいと里親のソフィアが子猫のお世話をすることになりました。子猫はソフィアの助けを借りながら、はじめて哺乳瓶でミルクを飲みました。

たっぷりのミルクを飲んだ子猫は、ついにお腹がいっぱいになりました。ミルクにまみれた子猫の顔をソフィアがきれいに拭いてあげ、ふかふかの毛布に子猫を包みました。子猫はすぐに夢の中です。

1週間後、朝目を覚ました子猫は哺乳瓶を探して自分の周りをハムハムと噛むようになりました。お腹がすいてミルクを欲しがっているのです。ソフィアがミルクをあげるとゴクゴクと飲んでくれます。

お腹がいっぱいになるとソフィアの肩で毛布にくるまれながらぐっすりと眠る子猫。たくさん栄養を摂って、たくさん眠って少しずつ元気を取り戻しています。

子猫にはまだ名前がありません。ソフィアは子猫のことを愛情を込めて『タフクッキー』手ごわいヤツと呼んでいます。彼は、とても可愛く、でも、か弱い子猫に似合わない意志の強さを感じるのだそうです。子猫にはママ・ブリジットと兄弟たちが待っています。子猫が家族のもとへ帰れる日まで、ソフィアのお世話は続きます。