2013年、ある民家で火災が発生しその消火のために私たちが急行しました。ようやく鎮火した家屋の中に点検に入ったときでした。

ベッドルームで足元を照らしていたライトの中に小さな子猫が倒れているのを発見しました。

子猫は完全に意識を失っていました。でも、消防車にはペット用の酸素マスクがあります。それを使えばまだ助かるかもしれない、そう思って子猫をすぐに外へ運びました。

私のグローブの上に子猫を寝かせ、酸素マスクを装着しました。子猫のからだにタオルを置き、その上から水をかけました。集まっていた近所の人や、私に気付いた同僚も子猫の様子を見守っていました。

すると、子猫の意識が戻ったのです。濡れた身体を大きく震わせ、元気な声で鳴きました。どうやら命に別状は無いようです。
私のGOproが一部始終を捉えていたので、動画を公開するとたくさんの人が見てくれました。私自身驚くほど大きな反響がありました。動画でできた広告収入は地元の動物救急病院へ寄付することができました。見てくれた多くの人たちに感謝しています。