私は、大学に通う傍らサイクリング競技のチームに所属しています。
この日は、友人とサイクリングを楽しんでいました。

その途中、小さな子猫を見つけました。辺りに猫の姿は無く、ひとりぼっちのようでした。
私は放っておけなくなり、連れて帰ることにしました。

連れて帰ると言っても、競技用自転車に乗っているだけの私には、安全に子猫を運ぶケーズは何もありません。でも、競技用のスーツを着用していました。

私は子猫を胸元に入れ、ファスナーを上げて子猫の顔だけがでるようにしたのです。
私自身がキャリーケーズというわけです。

走り出すと、子猫は怯えた様子もなく、逃げ出しそうにもありません。
時折鳴き声を上げながらなかなか楽しそうです。

途中、私の首や頬に何度もキスをしてくれました。
こうして約10kmを無事に走り切りました。
勿論、子猫は私の家で暮らしていますよ。