自宅に着くと、子猫を毛布に包み温めながら、哺乳瓶でミルクをあげました。子猫はよほどお腹が空いていたらしく、ゴクゴクと飲み干してしまいました。お腹がいっぱいになると、安心したのかぐっすりと眠っていました。

子猫はまだ小さく、ミルクを時間ごとにあげる必要がありました。私はすでに、猫のベアトリクスと犬のジョージーを飼っていました。彼らに加えて子猫のお世話が加わることになり、私は睡眠時不足になりながらミルクを飲ませました。

私は子猫をフィンと呼ぶことにしました。犬のジョージーは始めからフィンのことが気になっているようでした。一緒に遊べる相手が増えたことにとても興奮しているようでした。ジョージーはフィンの側に寄り添い、まるでお姉さんのようでした。

フィンはよく、猫のベアトリクスのマネをしました。彼らは一緒にお昼寝をしています。冷え込んだ日、ラジエーターの上で並んで暖をとっていたのですが、いつの間にか2匹とも眠ってしまいました。

フィンははじめから人間を怖がる様子を全く見せませんでした。とても人懐っこい甘えん坊です。私が何をしていても、常に視界に入ろうとしていました。

成長してもそれは変わることはありませんでした。私がリビングでくつろいでいると、私の腕を抱いて構ってほしいとアピールしてきました。

すっかり成長したフィン。でも、私の腕や足を抱いて甘えるてくるのは変わりません。私の足はフィンのもの、そう言いたそうです。

今、私もジョージーもベアトリクスも、フィンのいない生活は考えられません。ジョージーにとっては大切な親友。ベアトリクスにとっては一緒に遊ぶかけがえのない弟。みんなに愛情を注がれて、フィンはとても楽しそうです。私はあの日、迷わず連れて帰ったことを本当に良かったと思っています。