子猫の両目が明らかに炎症を起こしているのが分かりました。まぶたが腫れあがり、目を開けることができない状態だったのです。私は子猫を抱きあげると急いで家に入り、目をきれいにした後動物病院へ連れて行きました。

動物病院で治療を受け、目薬をもらった子猫は自宅に戻って数時間後には両目の腫れがおさまり、きれいに開くところまで回復することができました。私は、子猫の治療を受けながら、母猫は小猫の異変を私に知らせ、助けてほしいと連れて来たのだろうと思いました。そのとき私は、母猫と子猫を自宅に迎え入れる決心をしていました。

きちんとお世話をしよう、そう決めて母猫をエセル、病院へ連れて行った子猫をディアブラ、もう1匹をブラック・ベティそう呼ぶことにしました。まず、ディアブラをお風呂に入れました。これまで外で生活していた彼女たちにさっぱりしてもらいたかったのです。

生まれてはじめてのお風呂が終わると、タオルにくるまれたディアブラはとてもさっぱりしたようでした。そして、顔をくちゃくちゃにしながら思い切りのび~っと体を伸ばし、気持ちよさそうにリラックスしていました。

もう1匹のブラック・ベティは少しシャイな性格のようです。彼女もお風呂に入れてタオルにくるんでいると、はにかんだような目で私を見上げていました。

彼女もはじめてのお風呂は気に入ってくれたようで、さっぱりして少しずつ安心し始めたようです。ちょっと甘えるような仕草を見せ始めてくれました。

母猫のエセルは我が家のポーチでご飯を食べたりしてきましたが、そんな私に信頼を置いてくれていたのですね。子猫の異変を感じたとき、私なら・・・そう思ってくれたことが私はとても嬉しかったのです。エセルにもこれからきちんとしたお世話ができるようになりました。私には彼女の信頼を裏切らないよう、安心で楽しく暮らせる環境を作る責任があります。これからが、なんだかとても楽しくなりそうです。