ケイルと私は飼い犬のハーレーを連れて近所を散歩していました。すると路上にケガをしたカラスの子を見つけたのです。頭上の電線におそらくその子の親のカラスがいて、威嚇するように鋭く鳴いていました。カラスの子は助けようとすると車の下に逃げ込んでしまいました。ようやく捕まえることができたので、私のシャツにくるんで動物シェルターへ連れて行きました。

せっかくだからと、私たちは施設の中の動物たちを見て回ることにしました。ハーレーも動物が大好きなのです。最後に猫が住んでいるエリアに入ったときでした。たくさんの猫たちの中に、毛むくじゃらで大きな目をした真っ黒な子猫がいました。子猫は私をじっと見つめてきたのです。気になって抱かせてもらうと、私はもう放せなくなってしまったのです。

子猫はマーフィーという名前でした。マーフィーは、センチュリーシティのゴミ捨て場で1匹で保護れたそうです。私はマーフィーを家族に迎えることを決め、その日のうちに連れて帰ってきたのです。私自身思ってもみない展開でした。

マーフィーは我が家での暮らしにすぐに慣れてくれました。私の膝で遊ぶことも、お昼寝のために私の肩に上ることもすぐに覚えてしまいました。我が家にはハーレーの他にも猫やウサギを飼ってきましたが、マーフィーは彼らともうまくやっています。

好奇心が旺盛で遊び好き、普通の猫と同じように袋があれば入ってしまいます。でも、マーフィーは個性的な面を持っています。彼はシャワーが大好きなのです。猫なのに奇妙ですよね。

勿論いたずらも大好きです。でも、私はマーフィーに少し甘いかもしれません。マーフィーのすることはすべてかわいく思えてしまうのです。こうしてマーフィーとの出会いから1年が過ぎました。

仕事をしている私をマーフィーがのぞきにきました。ねぇ、マーフィー。あなたを保護してくれた人たちは、ほかの猫を捕まえることができなかったのよね?保護されたのはあなただけ。私が助けたカラスの子と同じような話ね。あなたと出会えたのは偶然かしら?私にはどうしてもそうは思えないんだけど?