この日の朝、私は新鮮な魚を買って帰るところでした。ふと、私の前を横切った小さな動物がいて、それが突然ポテッと倒れ込んだのです。びっくりした私は、確かめるためにその動物に駆け寄りました。すると・・・

小さな子猫でした。『お腹がすき過ぎて倒れちゃったのかしら・・・それならさっき買った魚を分けてあげられるわ』そう思ったのですが・・・
?なんだか変!不自然に上がった左足、そしてなにより子猫には悲壮感が全然ない!

子猫の後ろに回ると・・・『?!』子猫の背中に何かが隠れているような・・・?!

『なんなの?それ』子猫は倒れた自分のからだで何かを必死に隠しています。
『・・・あれ?』

よく見ると倒れ込んだ子猫の身体の下に、銀色に輝く魚のお腹が見えていたのです。
『な~んだ!そういうことだったのね!』子猫は自分の体と同じくらいの魚を自分のからだで精いっぱい隠していたのです。市場でもらったのか、盗んできたのかそれは分かりませんが、大きな獲物をくわえて逃げることが難しいのでしょう。
それにしても、猫がこんな演技をするなんてめったに見られませんよね(笑)