声のする場所を聞き耳を立てて探っていると、どうやらフェンダーからバンパー付近で鳴いているようでした。車をリフトに移し、車体の下から探していると、助手席側のフェンダーライナーの奥で身動きが取れなくなっている子猫を発見しました。救出まで1時間足らず、子猫はとても怯えていましたが、どうやら大したケガも無いようでした。

お腹を空かせているだろうと思った私は、小猫のご飯を用意していました。子猫がご飯を食べている間、無事を喜んだ私たちでしたが、誰が子猫の面倒を見ていくのか・・・。そこに居合わせた全員が、はたと気付いたのです。助けを求めてきた女性はすでに4匹の猫を飼っていて、無理だと言っています。私は妻のティファニーに電話を入れました。15分後、自宅に妻を迎えに行き、ペットショップで子猫のための買い物をしました。

妻には『助けた子猫を受け取った瞬間、子猫に一撃を食らった』と説明しました。その日から、子猫は我が家の家族に加わりました。我が家に着いたとたん、子猫は家中を回り最後に安心できる場所を見つけ、ソファの下に潜り込んでしまいました。妻がソファの横に座り込んで子猫に声をかけ続けると、子猫は数分で妻のところへ出てきてくれました。そして、妻の膝の上に上がり、眠りについたのです。

私たちは、子猫をソナタと呼ぶことにしました。数日後、我が家の生活に慣れてきたソナタは、驚いたことに、私たちの息子とすぐに強い絆でつながりました。息子はソナタをとても可愛がり、ソナタも息子のそばを離れません。私は、たびたび息子の腕の中で眠ってしまうソナタを見て、我が家に連れてきて本当に良かったと思いました。

とても危険な目に合ったソナタですが、おかげで私たちはソナタと出会うことができました。私たちの家族に加わったこれからは、もう危険な冒険はする必要はありません。私とティファニーは、息子とソナタの成長が楽しみです。温かく見守りたいと思っています。