私はマーケティングディレクターとして働いています。前日の月曜日はとても忙しく、やり残した仕事を片付けるために火曜日の朝早く出勤しました。子猫が頭を出したその瞬間『これで仕事が片付かなくなったわ・・・思うようにはいかないものね』そう思いました。私はすぐに子猫にアルバスと名前を付けました。

アルバスがどこから来たのか分かりませんが、私は母猫がいるのかもしれないと思いました。同僚も手伝ってくれてゴミ置き場周辺のカメラをすべてチェックしましたが、どこにも姿はありませんでした。アルバスは数日間一人でさまよっていたようです。

その日、私は猛烈に頑張って何とか仕事を片付け、アルバスを連れて帰宅しました。帰宅してすぐにアルバスをお風呂に入れました。翌日、動物病院へ連れて行き、アルバスが健康であることを確認しました。ひとり暮らしだった私とアルバスの生活がスタートしました。

3週間後、再びオフィスにアルバスを連れて行きました。同僚たちはとても喜んでくれました。みんなに撫でてもらってアルバスも楽しそうでした。

私は一人で自由に暮らしてきましたが、小さな子猫と暮らすために習慣を見直さなければならないこともありました。アルバスはなかなかのヤンチャで、驚かされることがたくさんあります。私が溜めた大事なスクラップを箱ごとひっかきまわしたり、私がほんの5秒ほど目を離したすきにパスタに顔を突っ込んでいました。(塩やニンニクが入っていなくてホッとしました・・・)

イタズラと冒険を繰り返し、アルバスは順調に成長してくれました。私もアルバスとの生活に慣れてきました。アルバスがどんなにいたずらをしても私の周りの誰からも愛され、私もまた、つい許してしまいます。

アルバスは、私の仕事の都合で実家にあずかってもらうことがありました。私の両親は15歳になるクローバーという大型犬を飼っていますが、決して猫好きではなかったと思います。
ところが、母はアルバスを預かる日はわざわざ新しいシーツを用意してくれるようになりました。父に至っては、会議のためにアルバスを預かってもらったとき、満面の笑みで撮ったアルバスとのツーショットを何枚も送ってきたのです。

5か月が経ち、すっかり成長したアルバスです。アルバスはみんなに愛されて大きくなりました。いたずら好きもヤンチャも変わりません。ゴミ箱から飛び出してアルバスの冒険は始まりました。アルバスと暮らす私は毎日ワクワクしているし、かなり楽しんでいます。