エドワードは他の猫よりひとまわり大きな頭をしています。彼は水頭症でした。さらに、眼瞼内反症と言って瞼が内側をむいてしまう疾患も抱えていました。生後間もなくは、水頭症の影響で食事が思うように摂れず、成長が遅れたこともありました。しかし、それ以外に大きな影響が無かったことはとても幸運でした。

里親探しを始めたエドワード。彼の病との闘いに強力な見方が現れました。エドワードの里親を申し出てくれたメーガンです。彼女はエドワードを一目で気に入り、彼と一緒に戦うことを決心したのです。施設の獣医師がエドワードの瞼を手術することになり、メーガンとエドワードの2人3脚の闘いが始まりました。

エドワードは水頭症の治療を続けながら瞼の手術を受けた後、さらに去勢手術と短期間に辛い手術をたて続けに受けなければなりませんでした。エドワードはその小さな体で戦い、見事に乗り越えてくれました。そこには、彼を励まし続けたメーガンの支えがありました。

生まれて間もなく病との闘いが始まったエドワードでしたが、彼は負けることなく果敢に立ち向かってくれました。瞼の状態はかなり改善され、水頭症の投薬も必要が無くなり、ようやく病を克服することができました。

エドワードは生きることで精いっぱいの状態がずっと続いていました。しかし闘病を終えた頃からメーガンに甘えはじめたようです。メーガンによると、エドワードは、寝ている彼女の頭を抱き、寄り添うのが好きだと言います。『エドワードに守られているような気がするの』

メーガンは以前から3匹の犬と3匹の猫と暮らしていました。その中に私たちの施設から引き取った盲目の猫、ガリバーがいます。エドワードはガリバーととても仲がいいそうです。メーガンは、辛い経験を乗り越えたエドワードは、目の見えないガリバーの痛みを理解しているようだと言います。

もう1匹、小さなルナをエドワードは妹とのようにかわいがっているそうです。『どの子もエドワードがそばにいるととても安心できるようなの。不思議ね。』

メーガンはエドワードを引き取った当初、彼が治療を終え里親を探せる時期までの間、世話をしようと考えていました。しかし最近正式にエドワードを家族として迎えました。『私が仕事から帰るとエドワードは待ち構えているの。帰ったのが嬉しくてたまらないって顔をしているわ。私がテレビを見ていると、抱きしめてほしくて私をよじ登ってきます。犬や猫たちが彼といると安心するように、私もまた、エドワードに守られているような安らかな気持ちになれるの。』メーガンもまた、エドワードの不思議な包容力に魅了されているようです。