子猫は骨が浮き出るほど痩せていました。目に炎症があり、そのせいで見えていないようでした。僕は子猫を抱いて近くの動物病院へ行きました。獣医さんの診察によると、子猫は目と呼吸器系に炎症があり、1週間ほど入院させた方がよいと言われました。僕にはあまり余裕がないのでどうしようか悩んでしまいました。

すると獣医さんは、入院や治療にかかる費用はいらないから、子猫が退院したら僕に子猫を飼ってほしいと言われました。僕は子猫が治るんだったら願ってもないことだと思い、獣医さんの提案を喜んで受け入れました。1週間後、子猫は無事に退院することができました。

僕は子猫をサニーと呼ぶことにしました。サニーは診察を受けたとき、生後4週くらいでした。体重はわずか200gとちょっとしかなかったんです。でも、入院中に栄養をたっぷり採れたおかげで、やせっぽちは少しづつ解消しつつあります。

しかし、完治するにはまだ投薬は続けなければなりません。1日3回の軟膏、1日2食に配合するビタミン、1日一回の経口液体薬の3種です。サニーはその中のひとつがとても苦手です。

でも、サニーは初日からあまり見えていないはずの目で、僕の家を走り回るくらい元気が出てきました。時には僕の肩に飛び乗って肩から家具にジャンプしたり、とにかく家にいることが嬉しくてたまらないようです。

僕が横になると、サニーはおなかを這いあがって鎖骨の辺りに座ります。家の周りをサニーと歩くとき、サニーは僕に追いかけられて抱き上げられるのが気に入っているようです。獣医さんから10日分の薬を飲み終わる頃には完全に回復することができるだろうと言われています。たしかに元気になっていますが、サニーはまだ小さいので最後まで気が抜けません。

僕の実家では、3匹の猫を飼っていました。その生活に慣れていた僕は、4か月の猫のいない生活に違和感を持っていました。クリスマス休暇で実家に帰るまで、当分猫はお預けと思っていたのですが・・・。今、僕はとんでもない幸せな暮らしをしているんです。これもサニーと獣医さんのおかげです。今度の火曜日、サニーはもう一度獣医さんの診察を受けます。そして水曜日はきっとサニーの全快祝いです。