私たちの様子に気付いた自動車修理工場のメカニックが、子どもたちが子猫を抱いてきて、しばらく遊んでいたと教えてくれました。子猫はとても汚れています。とにかく、急がなければなりません。私たちは、動物病院へ走りました。

診察をしてもらうと、子猫の右目は感染症のために膿で腫れ上がり、開けることができませんでした。深刻な脱水症状を起こしていたので、獣医さんは小猫にミルクを飲ませてくれました。抗生物質を投与され、私たちは子猫を自宅へ連れ得て帰りました。子猫は、アルデンと呼ぶことにしました。

我が家に戻ると、私たちは4時間おきにミルクをシリンジで飲ませました。3日もするとアルデンの目はすっかり良くなりました。少しづつ元気が出てきて、自分からミルクを欲しがるようになりました。よちよちと歩いて、『ミルクをちょうだいっ』って鳴いて催促するようになりました。

食欲が出てきたアルデンは、固形のご飯を欲しがるようになりました。とてもたくさん食べてくれて、ご飯の後のアルデンのお腹はまん丸に膨らんでいました。

アルデンは大きな耳と丸い目をしていています。
見つけたときのアルデンの状態を考えると、ここまで元気を取り戻してくれたことが嬉しくて仕方がありませんでした。

私たちの家にアルデンを連れてきて、1年半が経ちました。すっかり成長したアルデンです。はじめて彼を見つけたとき、アルデンはたった1匹で命の灯が消えそうになっていました。私たちは幸運でした。私たちにとってアルデンの成長は大きな喜びとなり、彼はかけがえのない家族になってくれました。