子猫を見つけた所は、道路から90mほど離れた場所でした。妻のカリ―は母猫を探しに外へ出て行きました。しかし、猫がすみかを作れる場所はそこら中にあり、しかも母猫は見当たらなかったのです。生後1か月ほどの子猫が生きていくためには母親が必要です。私たちは小猫の世話をすることにしました。

森をさまよっていた子猫のからだはひどく汚れていて、大量のノミやダニに覆われていました。私たちは小猫をお風呂に入れ、ノミやダニを1匹づつていねいに取り除いていきました。子猫はきれいになっていくのが気持ちいいのか、じっとおとなしくしていました。

子猫がきれいになったのでご飯をあげました。子猫はお腹がいっぱいになると、今度は喉を鳴らしながら私たちに甘え始めました。抱いてあげるととても気に入ったようで、降ろそうとすると、大きな声で鳴いて『もっと抱っこして』と言っているようでした。

私たちのそばにいたいのか寝ようとしないので、私たちのベッドのそばに電気カーペットを敷き、毛布を置いてあげました。とても気に入ったようです。ようやく眠りにつきました。深い森をたった1匹でさまよっていたのです。きっと、とても淋しかったのでしょう。

私たちは、母猫がいないかその後も家の周囲を探したのですが、見つけることはできませんでした。私たちは、子猫をジョージアと名付け、正式に家族の一員に迎えることにしました。ジョージアは電気カーペットがお気に入りでしたが、もっと気に入った寝床を見つけたようでした。

ジョージアのために専用のベッドを用意したのですが、彼女はなかなか自分のベッドで寝ようとしません。ジョージアは、私やカリーの上で眠るのが大好きなようです。お昼寝のときも私の腕の中でボールのように丸くなって寝ています。

抱いているジョージアを降ろすとこの表情です。そして鳴きます。『抱っこ』と言っています。ジョージアは難なく私の膝の上に戻っています。

我が家には、子猫のときに保護した4歳になる猫が2匹一緒に暮らしています。時期を見てジョージアを彼らと会わせようと思っています。彼らはジョージアのいいお兄ちゃんになるでしょう。これからのジョージアに淋しいと感じるヒマはなくなると思います。