私の住むアパートは、動物を中に入れることができません。なので、私と野良猫は我が家のポーチでふれ合い、私はご飯をあげていました。それが、突然姿を見せなくなったのです。私はまたここに帰ってきてくれる、そう思って待っていました。

1か月後。あの猫が帰ってきました。それも、彼女にそっくりな子猫を連れて!
私は猫が妊娠していたことに全く気付いていませんでした。
『ママになったのか』私は猫を飼ったことがないのでとても驚きました。

再び訪れた猫と子猫のために、できる限りのことをしたいと思いました。
2匹のためにご飯を用意し、猫の育児を支えました。
子猫は順調に大きくなり、子猫の成長は私の楽しみになりました。

ある時から、猫は少しずつ小猫と距離を置くようになりました。私は理由が分からなくて驚いてしまいました。
しかし、子猫が愛される家族を見つけるときが来たのだと気付きました。
私は子猫の引き取り手を探すことにしました。

アパートの敷地内に素敵なお宅があります。
その家の方が子猫を引き取りたいと言ってくれたのです。
願ってもないことでした。

子猫が新しい家族のところへ旅立つ日、私は子猫を抱きしめました。
・・・淋しくないと言えばうそになります。『新しいお家の人はきみを可愛がってくれるよ』

その後も猫は私のポーチで過ごしています。猫は、好きなときに子猫に会いに行くことができます。
私と猫はこれからも仲良くしていきたいと思っています。そのために私は、彼女の健康管理をきちんとしようと考えました。
猫は、私がこのアパートに来た時から私を選んでくれていたのですから。