彼女の言う猫というのは、私の飼い猫のホッブスのことでした。ホッブスと私は長年一緒に暮らしてきて、私にとっては大事な家族であり親友です。

私と彼女はある宗教上の理由がもとで少し前に別れていました。
実は、私はまだ彼女に好意を持っていました。そんな時、彼女がこんな電話をかけてきたのです。彼女は私の気持ちを知っていて、手を差し伸べてきたつもりだったのでしょう。

私は33歳になりますが、ホッブスは私にとって子供のような存在と言った方がいいかもしれません。彼のいない人生など私にはあり得ないのです。

彼女の提案に対して、私に選択の余地はありませんでした。
私の答えはひとつしか無いのです。
彼女とは今度こそサヨウナラ、です。

私は彼女とのいきさつを掲示板に投稿しました。
すると、思わぬ反響がありました。
私の選択は正しいと、たくさんの方が賛成のコメントをくれたのです。
ホッブスを私から手放すなんてことは、絶対に無いのです。