子猫は色が分からないほどずぶ濡れで、ガタガタと震えとても衰弱しているようでした。『温めなきゃ』アリッサは子猫を抱きかかえて温めようとしました。私たちはそのままアリッサが働いている動物病院へ向かいました。病院へ到着するまで、アリッサは子猫を励ましていました。

獣医さんの診断では、子猫は上気道感染と目にいくつかの問題があり治療が必要な状態でした。しかし、子猫の体力が限界だったため1日様子を見ることになり、私たちは子猫を連れて家に戻りました。

子猫をタオルでしっかりと乾かし、毛布にくるんであたたかい寝床に寝かせました。
安心したのか、疲れているのか子猫はすぐに眠りにつきました。

我が家には以前から猫のP-キティと犬を飼っています。
私たちの慌ただしい様子に察したのでしょうか、子猫の様子を確認していいるようでした。
その夜、子猫はぐっすりと眠っていました。

翌日再び子猫を病院へ連れて行くと獣医師も驚くほどの回復ぶりでした。子猫は病院の中を歩くほど元気で、私たちもビックリしました。
早速治療がはじめられ抗生物質の投与と目薬が処方されました。1週間後には殆どの症状がなくなるほど回復し、すっかり元気になりました。
身体はまだ小さいのですが、少しづつ彼女の個性が現れ始めてきました。

元気になったご褒美におもちゃを買ってきました。
子猫は生まれて始めてみるおもちゃがとても気に入ったようで、キラキラした目で毎日遊んでくれました。

遊び疲れると私の腕で眠るのが決まりになりました。嬉しい反面、動けなくなってしまうのがちょっと辛かった(笑)
でも、子猫がとても安らかな表情で眠っているのを見ると、やっぱり動けませんでした。

あの雨の日から1か月。順調に成長する子猫にミズと名前を付けました。そして、アリッサの自宅で飼うことにしました。
アリッサはすでに2匹の猫を飼っていましたが、特にピッピンはミズを妹のようにかわいがっています。ミズにお兄ちゃんができました。
アリッサは、ずぶ濡れで震えるミズを抱いたときからこうすることを決めていたようです。