バーンリートンネルは全長が約3.4km、交通量が多く時速80kmの速度制限があるとはいえ動物が迷い込めばとても危険です。私たちはドライバーの情報をもとに、急いで監視モニターで子猫を探しました。『いた!』路側帯を歩く子猫の姿をはっきりと確認できました。トンネルのメンテナンスクルーに連絡し、すぐに子猫の救出に向かってもらいました。

保護した子猫は泥だらけで、ずいぶん長い間トンネルをさまよっていた様子でした。しかし、ケガもなく私たちはとりあえずホッとしました。このトンネルには、動物が迷い込むことがあるので、地元の動物シェルターと連携しています。私たちは、シェルターのスタッフに来てもらいました。

子猫はシェルターで体をきれいにしてもらい、獣医師の診断を受けました。子猫は生後3ヶ月、健康面に問題はなかったのですが、マイクロチップが無くどこから来たのかは分かりませんでした。私たちは、しばらくの間オフィスで子猫の世話をすることにしました。子猫は、トンネルにちなんでバーンリーと呼ぶことにしました。

とても危険な目に合ったバーンリーは始めはとても怯えてましたが、オフィスでの生活にすぐに慣れてくれました。レスキュー隊の方で飼い主がいないか確認をしてくれていましたが、1週間たっても見つかりません。バーンリーは、レスキュー隊が里親さんを募集し、引き取り先が見つかるまで私たちのオフィスで暮らすことにしました。

しばらくして、バーンリーを引き取りたいというご夫婦が現れました。シェルターのバーンリーのページを見て一目で気に入ったといいます。バーンリーが旅立っていくのは淋しくもありましたが、彼があたたかい家族に出会えたことに私たちも喜んで見送ることにしました。

すっかり成長したバーンリーです。とても美しい猫に成長したでしょう?ご夫婦に愛情を注がれ、とても幸せに暮らしています。これも、連絡をくれたドライバーのおかげです。彼の連絡が、バーンリーをトンネルから救ったんです。